今からかれこれ、3年くらい前でしょうか?
我が家の初ハワイ旅行のときの思い出話です。
目次
初めてのハワイでルンルンな夫婦
初めてのハワイ!憧れの地ハワイへ年末年始を利用して旅行に行くことになりました。
庶民の我々夫婦はかなり、奮発しての年末年始のハワイでした。
なんとか、HISで安いツアーを見つけていくことになりました。
ハワイって本当に素敵なんですね。みんなが好きになるハワイ、一度行けばすぐにわかりました。
青い空、青い海、ハワイアンブルーってこれね!なんて思いながら、着陸するときに機内から海を見下ろして感動していたこと今でも忘れません。
HISのツアーラウンジでの待ち時間にマリオットのタイムシェアを知る
HISのツアーでは、航空券、送迎、ホテルが付いたものでした。
たいていのツアーのように、大勢のツアー客を乗せ、大き目のワゴン車が各滞在先のホテルへツアー客を下ろしていくタイプでした。
私たちが宿泊したホテルは、ホノルルのマリオットに近いホテルで、送迎車が降ろしてくれる場所はすぐ目の前のマリオットでした。
そこにあるラウンジで一休みしてから、私たちが宿泊するお値段が安めのホテルへ移動するということになります。
ラウンジで休憩していると、向こうから、素敵なハワイアンドレスを着たきれいなご婦人が寄ってきました。
それから、タイムシェアの説明をされました。
時差ぼけ+うかれている私たちは、日程が最終日の前日ならば開いていたので、最終日前日に空いていたので、面白そうだし参加することにしました。
100ドルのプリペイドカードにつられてマリオットコオリナタイムシェアへ
今思えば、100ドルというアメリカンエクスプレスのプリペイドカードにもつられていました。
コオリナに送迎付きで行けて、この100ドルのプリペイドカードのお小遣いを使ってコオリナのビーチリゾートを楽しめるなんて・・・
なんていう幸せ!
コオリナ最高!マリオット最高!
ホノルルのマリオットが集合場所でしたので、マリオットに行き、送迎車に乗り込み、いざ出発です。
まだ、行ったことのない、西側の地域で、ディズニーのアウラニがあるエリアです。
知らないところに行くだけでもワクワクしますし、実際にハワイは天候が良くて、たとえ雨が降ったとしても、そのあとに虹がかかるのを見てしまうと、雨さえも素敵に感じてしまう、そんなところだったのです。
到着し、早速、女性の営業マンが夫婦一組ずつ呼んで、それぞれのオフィスでプレゼンを受けます。
この女性の営業マンは日本人です。
しかも、私たち夫婦の担当の女性営業マンはとっても、プレゼンが上手だし、気さくないい人!
現地の方とご結婚されてハワイ在住とのこと、以前はヒルトンのタイムシェアを売っていたとのことですが、『ヒルトンよりも、コオリナのマリオットのタイムシェアのほうが、家具調度品もいいし、絶対にこちらの方がお買い得ですよ!』とのことでした。
『確かに、良い』
景色も最高!
夫が好きなバーベキューができるエリアもあるし、夫のテンションも高まってきました。
実は・・・行くだけの予定だった
もともと、このマリオットのタイムシェアに参加しようと決めたとき、夫婦二人で一致した意見は、
『買わない!』
でした。
でも、プレゼントでもらえる、『100ドルのプリペイド』やまだ、行く予定ががない、アウラニの方面とのこともあり、観光気分での参加でした。
我が家では、ワイキキビーチ、ハナウマ湾、カイルアビーチ、などのビーチを楽しみ、あとは、アラモアナショッピングセンターでのやドン・キホーテ、ロイヤルハワイアンセンターでの買い物、をしており、最後は、オプショナルツアーの予定を入れていなかった日だったので、参加しようということだったのです。
気持ちが変わってきた
営業担当の方のプレゼンを聞いてると、とてもプレゼンが上手だし、ベランダからの眺めや、家具調度品は素敵だし、
1年に1回くらいは、リゾート地で高級な家具に囲まれた1週間を過ごすのも素敵だよね
とか
営業担当の方が、マイルを貯めてきている人もいるんですよ。
とか、食費は、自炊するといいとか、さまざまなアイデアを下さるので、主婦の心も動かされていたんです。
例えば
行のスーツケースは滞在に使う日本の食料品を入れてくる。
駐車場はタダだから、滞在中はスーパーに車で行って現地の食品を買って自炊する。
衣類は、帰国前に全部洗濯して乾燥機かけて、家に帰ったらしまうだけの状態にして帰れば、いつも、帰国後大変だった洗濯ものを洗う作業がなくなって楽になる
とか、素敵な知恵を教えてくれたんです!
(これ、いつかタイムシェアを購入したら実行したいと思います。)
そして、毎年かかる管理料のことなど一通り説明を受けて、今購入すれば安くなるという殺し文句に連れられ、
夫は、元来、こういうセールスには乗らない性格なのですが、この鉄の夫も心が揺れて、購入を決定しました!
束の間のオーナー気取り(笑)
多くの書面へ夫婦でサインする作業がきました。
その時、実は時差ぼけで夫婦そろってとても眠かったんです。
でも、あくびがでる、眠い目をなんとか、見開いて、たくさんの書類にサインをしました。
クレジットカードで頭金を決済をしました。
また、営業が上手で、
『オーナー様』と呼んでくれるんです(笑)。
その時、私たちも、ハワイに不動産物件を持つことになったんだーー!!!こんないい所に毎年来れる家があるなんて、なんて素敵なんだ~
とオーナー気取りで、気持ち良く、その後プールに入ったり、プールサイドで、100ドルのプリペイドカードを使ってランチをしたり、寒かったけど、海にも行ったり、ジャグジー入ってあったまったりして、本当のオーナー様とジャグジーで会話を楽しんだりしていました。
日本にある現実から離れて、別世界で素敵な時間を過ごしている感じでした。
帰国後夫婦反省会始まる
しかし、帰国後、良く寝たせいか、二人の頭は徐々に冷静になってきました。
- そもそも、買ったはいいけど、当時、妻の私も平日会社勤めをしていましたので毎年二人の休暇を合わせてハワイまで行けるか?
- そもそも、毎年、ハワイばっかりって嫌だな、違う場所にも行きたいよね!
- そもそも、時差があるから、東南アジアのビーチリゾートのほうがゆっくりできないか?
など、など、疑問点が浮上してきたのです。
ちょっとの疑問は、多くの疑問を引っ張ってきます。
- 分不相応なんじゃないか?
- タイムシェアレンタルに出すとしても、そんなことをたびたびやるのは面倒だ
- 管理費は毎年上がってきているようだし・・・
あの時は、時差ぼけで眠かったし、気分が高揚していて、いつもの精神状態じゃなかった。
冷静になろう。
すぐにクーリングオフ決定!
そうです。二人とも、初めて知ったタイムシェアオーナーになるという心構えが出来ていなかったのです。
この変化に気持ちがついていけなかったのですね。
そんな中、二人の決断はいち早くクーリングオフ!しようということで、気持ちは固まりました。
早速、担当者や担当者の上司に電話をし事情を説明し、納得してもらいました。
1週間以内にクーリングオフができました。
メールを書いたり、クーリングオフの書類を国際郵便で最速で送ったりと慌てて手続きをしました。
無事解約!
結果無事に解約ができました。
夫婦二人ではこんなこと恥ずかしくて絶対に人に言えないね。
なんて当時は話していましたが、
最近では、時間が解決したのか、親、兄弟、友人にも話しています。そしてこうしてブログの記事にすることもできるようになりました(笑)。
失敗談も時間が解決ですね
さいごに
タイムシェアの、我が家のクーリングオフ体験でした。
いかがでしたでしょうか?
でも、たまに夫とタイムシェアの話をするのですが、
『あの時、あのまま購入していても良かったかもね』
ということなんです。
理由は、ハワイという素敵すぎる土地柄でしょうか?
普段、狭小住宅の小さな家に住んでいます。それはそれで、幸せなんですが、年に1週間くらい、デザイナーさんがコーディネートしたタイムシェアの素敵な家具調度品を使用しながら生活したい。それが、日本から離れた海外できれいな空と海、大自然のあるハワイならどんなに素敵だろうって思うから。
時間的、経済的に余裕ができて、タイムシェアのオーナーとしての気質?が備わったら、購入してみたいとは思うのです。
やはり、コオリナのマリオットで体験した束の間でしたが、良い思い出が記憶に残っているからでしょうね。
こちらの記事がお役に立てたら嬉しいです。
ありがとうございました。
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